歯にまつわることわざや格言て以外に多いんですね。
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ことわざ・格言

奥歯に剣
敵意をいだきながら表面に出さないこと。

奥歯に物のはさまった
思うことを率直に言わないで、どこかにおもしろくない気持ちがひそんでいるのが感じられる状態。

親の奥歯で噛む子は他人が前歯で噛む
親がかわいがりすぎて必要な時にしからない子は、他人からひどくしかられる。

親の脛噛じる子の歯の白さ
親のおかげで生活できる子にかぎって、身なりを小ぎれいに飾り、遊び暮らす例が多い。

柿は歯の毒腹薬
柿を食べるとそのシブで歯は汚れるが、腹には薬であること。

ごまめの歯ぎしり
力のおよばぬ者が憤慨すること。

歯を没す
命を終えること。死ぬの意。

歯牙春色(しがしゅんしょく)
ほがらかに大笑いすること。

歯牙にもかけない
まったく問題にしない。無視すること。

獅子の歯がみ
ものすごくたけり怒る様子。

白い歯を見せる
笑顔を見せ、心を許すこと。

唇歯輔車(しんしほしゃ)
「輔」はほお骨、「車」は歯ぐき。相互の利害が密接で、一方が亡びれば他方も立ちゆかないような関係のたとえ。

切歯扼腕(せっしやくわん)
歯をくいしばってくやしがること。

象は歯ありてもってその身を焼かる
象は象牙があるために殺される。持っている宝が身を滅ぼす。

豆腐で歯を痛める
あるはずのないこと。

歯を出す
しかること。

歯が浮くような
軽薄な行いを見て不快になること。

歯が立たない
硬くて噛めないこと。そこから、相手が強くて対抗できないの意。

歯がゆい
思うようにならず、もどかしい気持ち。

歯切れが悪い
ものの言い方が明確でない。

歯ぎしりをする
歯を強くかみ合わせて音をたてること。転じて、くやしい様子。

歯と歯をつかえる
深く契ること。

歯無しに食残しがない
歯の悪い人は食意地が張っている。

歯に衣(きぬ)着せず
相手の感情にこだわらず、思ったことをずけずけということ。

歯の抜けたよう
不揃いな様子。

歯の根も合わない
寒さや恐れのためにふるえおののくこと。

歯亡び舌存す
剛強なものはかえって早く滅び、柔軟なものは後まで生き残ること。

春の雪と歯抜の狼はこわくない
春の雪はたいしたことがない。

明眸皓歯(めいぼうこうし)
瞳が澄んで歯が白いこと。美人の形容。

目には目を、歯には歯を
相手にやられたら、同じように仕返しをすること。古代バビロニアのハンムラビ法典にある言葉。

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