インプラント治療

健康寿命と歯

今後、日本でますます課題になると思われるのは寝たきりになる原因第2位の認知症です。
この認知症についても、歯との関係についていろいろな報告があります。

インプラントという選択
豊かなライフスタイル

豊かで楽しい毎日を過ごすために歯は重要な役割を果たしております。インプラント治療を行うと自分の歯のような感覚に、驚かれるかもしれません。
あなたもインプラントでステキな笑顔を取り戻し、豊かなライフスタイルを手に入れてみませんか。

歯を失うと・・・

日常生活の健康を支えている歯は、口の中に見えている部分「歯冠」と、あごの骨の中に隠れていて見えない部分「歯根」からできています。歯周病や虫歯、事故などで歯を失うと機能面、審美面、生活面に大きく影響してしまいます。特に「歯根」を失った場合、右記のような影響があります。
歯を失ったことが原因でお悩みになっている方はあなただけではありません。あなたのお悩みを解決するため、一度インプラントをお考えになってはいかがでしょうか?

インプラントとは
本当の自分を取り戻す

インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。
インプラント治療を行うことで、治療後の噛む機能が正しく改善されると思います。慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自然の歯に匹敵する機能が得られます。
人が物を噛むときの力は、想像以上に大きいものです。でも、丈夫なインプラント(人工歯根)なら、天然歯の歯根と同様に機能します。また歯冠の色や形も、最新の歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
又、インプラントにする一番のメリットは残存している歯に支持を求めない事です。義歯やブリッジでの治療法は、支えとなっている歯を経年的に歯周病やむし歯に罹患させてしまいます。

現在、インプラント治療ではまず、100%に近い純チタンでできた人工歯根(インプラント体)を歯のなくなった部分の骨に埋め込み、抜いてしまった歯の根の代わりを作ります。その上に差し歯の要領で歯を作ってゆきます。もう一度ご自分の歯を作るようなものですから、咬み心地はほぼご自分の歯と同じです。
人間の歯には、毎日とても大きな力が加えられています。お食事のとき、運動をするときなど、日常生活の中で歯は身体を安定させ、維持するためにたくさんの役割を果たしているのです。何らかの原因で歯を抜くことになってしまった場合、インプラント治療が確立する最近まで、それらの大きな力を支える代替は、残っている他の歯に頼るしか方法がありませんでした。
しかし、それだけの力を他の歯で補うのは、リスクも多く、最終的にはその他の歯も失うという結果になってしまった、という経験を持っている方も多くいることでしょう。インプラント治療は、歯を失った部分のみを治療する方法ですから他の歯に侵襲を加えることはありません。
そして、しっかりと固定された、硬いものも咬むことのできる歯を回復することができるのがインプラント治療です。ただ、普通の歯科治療と異なり、人工の根(インプラント体)をあごの骨に埋め込むことが必要となりますので、きちんとした知識と技術を持ち、設備もしっかりとした当院にお任せ下さい。

それぞれの特性
ご要望に応じて

歯を失ってしまった場合、これまでは「ブリッジ」や「入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯)」が代表的な治療法でした。
ですが、インプラントの出現によって「歯は再生しない」と言う常識が覆され、たとえ永久歯を失ったとしても、第3の歯としてインプラントが代用してくれる時代になりました。
インプラントは入れ歯やブリッジと比べて、本物の歯に感触が一番近く、メリットもたくさんあります。下記の比較表を参考にしてください。

メリット・デメリット
歯を1本失った場合
従来の治療方法 ブリッジ

失った歯の両隣の歯を削って、1本の歯の代わりとなるブリッジを使用します。

〇メリット
・短い治療期間となります。

〇デメリット
・両隣の健康な歯を削る必要があります。
・削られた歯への負担が増加します。
・歯を失った部分の骨がやせていきます。

インプラント

インプラントとセラミック人工歯を使って、両隣の歯を削らずに治療ができます。

〇メリット
・メンテナンスにより、長期間にわたり機能と見栄えを維持することができます。
・天然歯に近い見栄えです。
・健康な歯を削る必要がなく、周りの歯に負担がかかりません。
・あごの骨が、やせほそるのを防ぐことができます。
・自然に噛むことができ、おいしく食べられます。
・口元を気にせず、自然に話すことができます。

〇デメリット
・健康保険が適用されない治療となります。
・簡単な手術が必要です。

歯を数本失った場合
従来の治療方法 部分入れ歯

部分入れ歯は、金属などのバネを健康な歯にかけて使用します。

〇メリット
・短い治療期間となります。

〇デメリット
・バネなどが見えて、見た目があまりよくありません。
・バネが健康な歯を傷つける恐れがあります。
・違和感を感じることがあります。
・歯を失った部分の骨がやせていきます。

インプラント

インプラントは、天然歯と同じような安定性、機能性、見栄えを備えています。

〇メリット
・メンテナンスにより、長期間にわたり機能と見栄えを維持することができます。
・天然歯に近い見栄えです。
・あごの骨が、やせほそるのを防ぐことができます。
・自然に噛むことができ、おいしく食べられます。
・口元を気にせず、自然に話すことができます。
・入れ歯と異なりしっかりと固定され、ずれなどによる不快感を解消します。

〇デメリット
・健康保険が適用されない治療となります。
・比較的簡単な手術が必要です。

歯を全て失った場合
従来の治療方法 総入れ歯

個人に合わせた総入れ歯を、歯茎全体にかぶせます。また、上あごの場合は、口蓋も覆います。

〇メリット
・短い治療期間となります。

〇デメリット
・入れ歯の安定が悪いとずれやすくなります。
・硬い物を噛むと、入れ歯が歯茎を圧迫し、痛みを感じることがあります。
・味覚に影響する場合があります
・入れ歯と歯茎の間に食べた物がはさまる場合があります。
・あご全体の骨がやせることがあります。

インプラント

インプラントを用いた入れ歯は安定感があり、お掃除のために自分自身で取り外すことも可能です。

〇メリット
・メンテナンスにより、長期間にわたり機能と見栄えを維持することができます。
・天然歯に近い見栄えです。
・あごの骨が、やせほそるのを防ぐことができます。
・自然に噛むことができ、おいしく食べられます。
・口元を気にせず、自然に話すことができます。
・しっかりと固定され、ずれなどによる不快感を解消します。

〇デメリット
・健康保険が適用されない治療となります。
・やや複雑な手術が必要です。

鹿児島市・沖永良部の皆さまへ

松尾歯科医院は、1991年 平成3年、鹿児島県沖永良部島知名町で開院しました。規模拡大に伴い、平成29年11月、鹿児島市加治屋町の地に増院し、最新の機器を導入し、また快適な空間で治療を受けていただくため、個室診療室もご用意いたしました。増院を経て、今日まで数多くの患者様にご来院いただいております。
現在では、お口の中の環境を改善することで、介護、認知症にならずに、充実したシニアライフが送れることも分りはじめました。
我々歯科医師の仕事は、健康および健康寿命に関して多大な関わりを持てる重要なものであると認識しております。

不幸にして歯が無くなったら、インプラント治療や入れ歯を入れることにより、咬めるようにする。

歯科疾患の予防やそしゃく機能の改善を目的に矯正歯科をする。
しっかり咬むことができれば健康への第一歩です。
まずしっかり咬んで、美味しく食事をいただき、健康で長生きする人生を目指しましょう。
当院では、歯やお口の健康を守ることにより、介護にならずに生活ができる(健康寿命の)期間を延ばすことを目的として、スタッフ一同日々研鑽に努めてまいります。