矯正中に注意したい食べ物
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引っかかるもの

ワイヤーと歯の隙間ややブラケットには、どうしても食べ物が引っかかりやすくなります。
引っかかるだけなら良いのですが、歯みがきで落とし切れなくなるとプラークが溜まってしまいます。。

・葉物野菜
・えのき
・肉
・麺類
・イカ、タコ、貝など

ほうれん草などの繊維質な葉物野菜、ニラやネギ、えのき、肉、麺類(細めなそうめんなど)は挟まりやすいです。
肉も繊維質なものが引っかかってしまいます。他の食材より大きいため、喉に引っかかってしまう可能性が高いので、気をつけて食べましょう。
イカ・タコ・貝類も挟まったまま、飲み込めなくなってしまうことがあります。
よく噛んで、小さくしてから飲み込んでください。

詰まるもの

前面に食べかすが詰まると、食事中に口を開けるときに少々見苦しくなってしまいます。
外食や会食のときは特に気をつけたいです。
奥歯などに詰まる場合は、見た目的には気になりませんが虫歯になりやすくなるので注意が必要です。

・米
・パン
・麺類
・野菜、野菜の皮
・クッキー
・ケーキなど

比較的太めの麺類(パスタなど)は、数センチの長さのものがワイヤーに引っかかってしまうことがあります。
クッキーやパンなどぎゅっと固まってしまうものも詰まりやすいです。
チョコレートケーキなども隙間に詰まってそのままになってしまうことも。
ソーセージを噛み切るのも大変なので、私は一口サイズに切って食べます。奥歯に放り込めばとっても食べやすいですし、綺麗に食べれます。
少しの工夫でおいしく食べられます。

くっつきやすいもの

くっつきやすいものは、歯磨きで落としづらく虫歯の原因になったり、装置が外れてしまったり少々やっかいです。
気を付けましょう。

・お餅
・お団子
・キャラメル
・ガム
・飴

このような粘着性のあるものは注意です。
装置にひっついて取れなくなってしまったり、むしろ装置が取れてしまったりすることもまれにあります。
お餅を食べるお正月は、歯科医院もお休みですので、すぐ対処できないので、注意してください。
また、粘着するものといえば甘いものが多いので、虫歯にも要注意です。
食べてはいけないというわけではありませんが、できれば食べないほうがいいものですね。特に、子供の矯正中は歯磨きもしづらいので、気をつけましょう。

固いもの

固い食べ物は、装置が外れてしまったり、ワイヤーが折れることがあります。

・おせんべい
・固い野菜や果物(リンゴ、大学芋etc.)
・氷など

抜歯して、歯と歯の間に隙間があるときは、その間を通っているワイヤーが折れやすいので気をつけてください。
小さくして、奥歯で噛めば食べられますよ。

着色しやすいもの

ブラケットとワイヤーにかかっている透明なゴムが、黄ばんでしまうことがあります。
見た目が気になるという方はひかえた方がいいです。
常に歯ブラシを持ち歩いている方は、きちんと食後に歯磨きをしていただければしこまで気にしなくとも大丈夫です。

・カレー
・スパゲッティ
・キムチ

ターメリックの入った料理や飲み物だと黄ばみやすいです。
他人から見たらそんなに気にするほどではないと思いますし、カレー好きという人は我慢せず食べましょう。
装置やワイヤーに気を使っていて、白さや透明度など目立たないことを重要視している人は注意です。

食べてはいけないもの

調整日後など、歯が痛くて食べられないということはあると思いますが、矯正中だからといって食べちゃいけないものはありません。
装置が外れたり、虫歯になったりする可能性もありますが、食べ方を工夫したり、歯磨きをしっかりしたりすれば大丈夫です。
矯正中でも、我慢せずに好きなものをちゃんと食べてください。

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